河田 惠昭/臼井 真/ティン・エイ・エイ・コ
河田 惠昭
関西大学理事・環境都市工学部教授 工学博士 (2010年4月より関西大学理事・社会安全研究科長・社会安全学部長・教授) 阪神・淡路大震災記念 人と防災未来センター長
略歴
1946年3月4日大阪府生まれ。1974年京都大学大学院工学研究科博士課程修了。工学博士。1976年京都大学防災研究所助教授を経て、93年教授、96年巨大災害研究センター長。2002年阪神・淡路大震災記念 人と防災未来センター長(兼務)、2005年防災研究所長、2007年巨大災害研究センター長、2009年関西大学理事・環境都市工学部教授を経て、2010年4月社会安全研究科長・社会安全学部長・教授
21世紀COE拠点形成プログラム「災害学理の解明と防災学の構築」拠点リーダ。 大都市大震災軽減化プログラム(文部科学省)研究代表者。日本自然災害学会元会長。政府関係では学術審議会委員(文部科学省)、中央防災会議「首都圏直下地震対策専門調査会」委員、「東南海、南海地震等に関する専門調査会」「大規模水害対策専門調査会」の座長代理。2007年国連SASAKAWA防災賞(本邦初受賞)。
2009年防災功労者内閣総理大臣表彰。現在、日本災害情報学会会長。
ほかに、内閣府、内閣官房、国土交通省、外務省、気象庁、消防庁の各委員。
著書:『これからの防災・減災がわかる本』、『スーパー都市災害から生き残る』、『防災学ハンドブック』(共著)、『12歳からの被災者学-阪神・淡路大震災に学ぶ78の知恵』(共著)など。
臼井 真
神戸市立明親小学校教諭
ティン・エイ・エイ・コ
ティンミァンマー語学センター所長
略歴
こちらを参照してください。
関連情報
ティンミャンマー語学センター
臼井 真
林 勲男/ドナ・W・サイキ/ムハンマド・サイデュール・ラーマン/山本健一/坂戸勝/サンジャヤ・バティア
座長
林 勲男
国立民族学博物館および総合研究大学院大学准教授
略歴
一橋大学とアデレイド大学(オーストラリア)の両大学院で社会人類学を学び、おもにパプアニューギニアでフィールドワークをおこなっている。同国で1998年に発生した津波災害の被災地調査を契機に、災害と社会・文化の関係について、特に災害に対する社会的脆弱性と対応力に関する研究をおこなってきている。編著書として『オセアニア近代史の人類学的研究』(民博、2000年)、『2004年インド洋地震津波災害被災地の現状と復興への課題』(民博、2007年)、『災害と共に生きる文化と教育』(昭和堂、2008年)、『自然災害と復興支援』(明石書店、2010年)などがある。NPO・防災デザイン研究会理事。
ドナ・W・サイキ
太平洋津波ミュージアム 館長
略歴
元教師で、太平洋津波ミュージアムのボランティア館長。1960年からハワイに在住し、34年間学校経営に携わる。教育、コミュニティ、教会への尽力は高く評価されており、ヒロの多文化にまたがるコミュニティ内に様々な仕事上のネットワークを持っている。
関連情報
太平洋津波ミュージアム
ムハンマド・サイデュール・ラーマン
バングラデシュ災害予防センター所長
略歴
ムハンマド・サイデュール・ラーマンは災害軽減対策の専門とするバングラデシュ災害予防センター(BDPC)の創設者である。センターを設立(1991年)以前は、20年間にわたって赤十字及びオックスファムUKに勤務し、初代サイクロン予防事業部長、バングラデシュ赤十字副総裁、オックスファム・バングラデシュ常駐代表を務めた。
オーストラリア災害対策局防災大学卒業、1972年から1991年までバングラデシュ及び数回はソマリアでも多くの災害救援及び復興事業に従事。UNDP、ユニセフ及び二国間援助機関(イギリス海外開発局含む)の助成を得て、研究者を指揮して、災害対策に関する基礎的な事項に係る実践的な研究活動を推進。
ラーマンは、災害対策の考え方を事後対応から事前のリスク軽減にシフトするため、容赦なく最善を尽くしてきた。そして、人々の権利を確立するために持続可能な生活支援を提供することを通じて、災害に脆弱な地域の能力向上という考え方を推進している。
バングラデシュで広く使われている「バングラデシュ災害対策ハンドブック」など、著書多数。国連国際防災戦略から、2002年自然災害軽減のための国連笹川賞受賞。
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バングラデシュ災害予防センター
山本 健一
人と防災未来センター 副センター長
略歴
人と防災未来センター副センター長。阪神・淡路大震災当時(1995年)は、国会と政府(国土庁)の連絡調整窓口を務める。その後、国土庁・国土交通省で、防災の観点等からの首都機能移転の検討、大深度地下利用の企画、ダム等の公共事業の評価の調整、阪神・淡路大震災の教訓を踏まえた宅地の耐震化の促進、都市計画法による開発許可などを担当。2007年7月から現職。
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人と防災未来センター
坂戸 勝
独立行政法人国際交流基金理事
略歴
1948年生まれ。京都大学文学部卒業。1972年4月財団法人国際文化振興会採用。同年10月同振興会の発展的解散により新設の国際交流基金職員となる。事業部公演課で日本の舞台芸術の海外派遣などに携わった後、1977年から81年まで同基金バンコク事務所(タイ)勤務。帰国後、総務課課長補佐、日本研究課長、日本語国際センター総務課長などを経て、1990年から93年までケルン日本文化会館(ドイツ)副館長。帰国後、財務課長、企画室長を経て、1999年から2002年まで外務省出向(在ドイツ日本大使館公使兼ケルン日本文化会館館長)。帰国後、同基金企画部長、企画評価部長を経て2005年から2007年まで再度外務省出向(在ニューオリンズ日本総領事館総領事)。2010年3月現在、独立行政法人国際交流基金 理事。
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サンジャヤ・バティア
IRPナレッジマネジメント専門官
略歴
サンジャヤ・バティアは様々な部門の復興ガイダンス・ノートの作成に従事している。前職でも、世界銀行の災害に強い学校・病院事業の担当者として、「安全な学校建設のガイダンス・ノート」の作成にあたった。また、サンジャヤ・バティアは、アジア災害予防センター(ADPC)、インド政府、国連開発計画(UNDP)において、減災や復興に関わる様々な取組を担当してきた。緊急時指令システムのトレイナーの資格を有する。
関連情報
IRP
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2日目:各地からの報告と討論